無いとやっぱり困る単体露出計!

自分の不注意で露出計を無くしてしまいました。あ〜、10年以上使った愛着ある露出計(悲) 

 

単体の露出計なんて不要と考える向きもありますが、自分にとってはマストアイテム。外部ストロボを使った撮影や、オールドカメラで撮影を楽しむときなど無くてはならないのです。あっ、ここで言う露出計とは、通常のアベイラブル(定常光)の測光のほか、ストロボ光にも対応しているものを指します。

 

ストロボを使った撮影では露出は液晶モニターを見て決めればいいと思う方もいると思いますが、露出計を使えば一発で高精度な露出が求められますし、複数台ストロボを使用したときは、それぞれの発光量を確認することもカンタン。より思いどおりに光がコントロールできます。

 

露出計を内蔵していないオールドカメラで撮影するときはスマホの露出計アプリに頼ればいいやと思えなくもないですが、餅は餅屋。直感的に素早く計れる露出計のほうがやっぱり便利なのです。小型の露出計ならポケットに忍ばせておいて、必要に応じてさっと取り出し素早く測光するということができますし、また経験からですが、多少ラフに扱っても平気です。

 

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新しく手に入れた「L-308X」。大きさは高さ110×幅63×奥行き22mm、質量80g(電池含む)とコンパクトで軽量です。ちなみにヨドバシで税込2万6千円前後のプライスとなります。

 

そこで新たに手に入れたのがセコニックの「L-308X」。無くしてしまった「L−308B」とモードボタンと側面のラバーのカラーを除けば外観はほぼ同じです。軽量でコンパクト。ポケットにすっぽりと収まるサイズ感がとてもいい。プラ製のボディはちょっとチープな感じがしないわけでもないですが、プライスを考えれば十分。もちろん定常光、ストロボ光とも測ることができます。しかも反射光と入射光がワンタッチで光球のスライド操作のみで素早く切り換えられ、撮影シーンを選びません。

 

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光球をスライドさせるだけで入射光式(左)にも反射光式にも。とても重宝しています。受光素子はシリコンフォトダイオード

 

さらに、これまではシャッター速度をあらかじめ設定しておいて、絞り値を測光で求めていたのが(シャッター速度優先)、定常光に限り絞りを設定しておいてシャッター速度を求める絞り優先測光が可能に。通常の撮影では絞り優先AEを使うことがほとんどなので、とても使い勝手がよくなりました。また、暗いところでは自動的に点灯する表示パネル用バックライトも新たに備わり、こちらもより便利になりました。

 

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電源は単三型乾電池1本。どこでも手に入れられるので、こちらも重宝しています。

 

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フラッシュメーターでもある証、シンクロ接点が備わっています。

 

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ラバージャケットを頂きました。6色あるうちのイエローをチョイス。

 

露出計なんて、と思う写真愛好家の方もいらっしゃると思いますが、前述のとおり外部ストロボを使った撮影や、オールドカメラで撮影を楽しむときなど無いとやっぱり困るアイテム。今度は無くさないようにしないと(笑)

  

(了)