東京国際消防防災展2018でチラ見したドローン

 

東京ビッグサイトで開催されている「東京国際消防防災展2018」に行ってきました。消防車が見たいという倅のためでしたが、ドローンの展示されているブースがいくつかありましたので簡単に紹介いたします。

なお、家族サービスの一環で会場を訪れておりますので、具体的な機種名やスペックなど取材らしいことはしておりません。そのことをご理解のうえ見ていただければと思います。

言うまでもなく展示されていたドローンは消防および防災のためのものです。ほとんどが有線給電を行うもので、そのケーブルの長さは90mから100m。見慣れたクアッドコプターの インスパイアもありましたが、大半はヘキサコプターかオクトコプターの大型ドローンでした。

これはクアッドコプターの場合一つでもモーターの能力が低下すると墜落してしまう可能性が高いからだと思われます。また、消防防災用ドローンらしく防水性を謳っているいるものもいくつか見受られました。

用途としては、カメラを使った現場の状況確認などメインのようでしたが、拡声器を搭載し避難を促す放送を行ったり、熱画像を伝送できるものもありました。また、移動型火の見櫓と銘打って展示しているブースもありました。

写真カメラの世界に身を置く者としては、ドローン=空撮という図式しか思い浮かばないことが多く、さらに今回紹介した消防防災用ドローンというとニュースなどでしかお目にかかったことはありませんでした。しかし、実機を身近に見て、あらためてドローンの可能性を思い知らされるものでした。

 

f:id:ho_man_bow:20180603234443j:plain 日本海洋株式会社のブランド「elistar」の有線給電ドローン。

 

f:id:ho_man_bow:20180603234515j:plain消防車で有名な「モリタ」が提案する消防用 有線・無線切り替え式ドローン。本体とアームはやっぱり赤!

 

f:id:ho_man_bow:20180603234846j:plainNEC」のブースで見たミニドローンとFPV。ソリューションの説明用に使われていた。

 

f:id:ho_man_bow:20180603235154j:plain「船山」に展示されたドローンは、自律飛行機能を搭載する。

 

f:id:ho_man_bow:20180603234922j:plain  「YONE」の全天候型レスキュードローン「SR2000」。防水対応で、ペイロードは最大5kg。